ギフテッド/トレラ

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インサイド・ヘッドめちゃおもろいやないかい!!ってだけの話。

  • 2017年7月14日
  • 想像以上にブログ!続いてますね(笑)

    衝動性強め、記憶力弱め、ギフテッド・トレラグループ代表の新田です。

     

    タイトルまずかったかな??

    いやー。わかってますよぼくだって。だれも僕が映画見た感想なんか聞きたくないってことぐらい。

     

    ほんで封切り映画?公開中?の映画でもないし(笑)

     

    先月中旬だったんですかね?某金曜日にやっている映画をする番組でやっていたようです。

    インサイド・ヘッドという映画の存在は知っていましたが、さして興味はなく。たぶんうちの家内が録画したんだと思うのですが、HDDに入っていたのでなんとなく観てました・・・が!!

    いや、冒頭から面白すぎる!!

     

    簡単にストーリーをお話しすると。

    どこにでもいそうな少女、ライリーが誕生するところから物語ははじまります。そこに登場するのが、まず最初の感情であるヨロコビです。

     

    ヨロコビは『私がこの子を幸せにするの!』と意気込みますが、すぐに対極にあるカナシミがうまれます。

     

    成長に伴い、その他のムカムカ、ビビり、イカリが誕生し、5人(5つの感情)で協力しながら少女の成長を見守ります。

     

    ほどなくして、ライリー一家は、田舎町からサンフランシスコへ引っ越すことに。

     

    引っ越し、転校、思春期・・・ライリーの感情はいかに???

     

     

     

    子どもが生まれて、単純な快・不快の感情から(劇中ではヨロコビとカナシミ)から成長とともにいろいろな感情が生まれ、葛藤していく。

     

    くぅぅぅーーーー!またその描写がうまくできている!!

     

    こんなにピクサーの画像使ったら怒られるかな?

    まぁいいか。

     

    特別支援教育においてもっとも大切なことは、どんな素晴らしいカリキュラムでも、知識豊富な指導員でもありません。

     

    もっとも大切なことは、どれだけ対象児童を理解(分析)できるか。につきます。

    しかし実際は、インサイド・ヘッドのように頭の中を覗くことはできませんし、映画のように5つの感情が出たり入ったりするような単純なものではありません。

     

    でも、ものすごくよくできていて、その場、その場での主人公の脳の働きや、両親の脳の働きをキャラクターを使ってよく表現されています。

    まだご覧になっていない方もおおいと思いますので、ネタばれしないようにストーリー自体には触れませんね♪まぁ観てください。必ず観てください!

     

    すこしだけ専門的なことをいうと、主人公の少女ライリーはまだ脳内の連携がうまく取れていません。アドレナリンかなぁ?ヨロコビというポジティブなキャラクターが常にセンターでやや自己中心的に感情を形成しています。

     

    パパの脳内は当然成熟して連携は取れているものの、テストステロンという男性ホルモンをイメージしているであろうイカリが中心に座り指示を出しています。非常に直線的で短絡的な組織です。まさに男性脳ですね(^_^;)

     

    ママは、ライリーのカナシミとは違う共感性の高いカナシミがセンターにいて、周りと相談しながら思考していきます。これはオキシトシンを表しているのかもしれません。(実際はオキシトシンは悲しみのホルモンではありません)

    年齢と感情の関係。記憶と感情の関係。脳内のバランスと感情の関係。

     

    いろいろなことがこの映画から見えてきますね。

     

    たぶん福祉関係者のほとんどが、この映画を鑑賞したとき、純粋にエンターテイメントとしては楽しめなかったと思います。どうしてもプロスイッチ入っちゃうよね(笑)

     

    本当に難しいことがわかりやすく示されています。

     

    ぜひご覧になってください。そして感想を聞かせてくださいね♪