ギャン泣き上等!!消去抵抗にご用心。
- 2017年7月5日
やりだすと毎日やる!でも三日坊主なグループ代表の新田です。
中野信子さんの「努力不要論」を読んで改めて感じました。人間ムダなあがきよりも生まれ持った脳の特性に合わせて生きた方がいいと!あ、お気づきの方も多かれと思いますが。自分のいい加減さにに対する言い訳です(笑)すいません。
さて、本題です。(いつも枕ながめ・・・)
本日は私が子育て講座で口酸っぱくみなさんにお話しする『消去抵抗』についてです。
消去抵抗とは平たくいうと、「今まで出来ていたことが出来なくなる(消去)と、一時的にその行為が逆に強くなる(抵抗)」ことを言います。
例をあげると。
自動販売機にお金を入れます。好みのジュースのボタンを押す。しかしジュースは出ない・・・何度かボタンを強く押したり、ゆすったりしたがジュースは出てこなかった。
大体の人が多少は太字にしたような行為をしますよね。私だったら、意地になってしまいます(;^_^A
もしお金を入れたのにジュースが出てこなくて、すぐに諦められたらあなたは天才か仙人か大金持ちかのどれかでしょう。
つまり人間は想定している行為が出来なかった場合、多少なり抵抗するわけです。これを消去抵抗といいます。
では、子育てにおいて気をつけなくてはいけない消去抵抗とはどんな場面があるでしょうか?
よく見かけるのは、お母さんがたまに買ってあげるおもちゃやおやつを今日はダメ!というとギャンギャン泣いて最後は床に這いつくばって泣いている。なんてシーンですね。
もはや子育てあるあるではないでしょうか?
たちが悪いのはじいちゃんばあちゃんが買いまくって、家はきちんとルール化している場合も、家でひっくり返って泣いたりしますよね~
そういうじいばぁを見ると、ぶっこ、いや勘弁していただきたいなと思うものです。
こういった場面で最も有効な手段は徹底した無視しかありません。他に注意を引くことも大事ですが、妙に構わずに『泣くなら泣け!』といった態度でほったらかしにしましょう。
そこで子どもは上記したように、泣き方が激しくなります。ここで屈してはいけません。子育ては根競べです。今の母親が昔の母親に比べて子育てがへたくそなのは時間が有り余って子供を構いすぎるからです。子供をほったらかす度胸がないからです。
こどもは泣きます。特にASD(自閉スペクトラム症)の特性を持つ子供はこの時間が長いです。そう簡単ではありませんが、ここは心を鬼にしてかからなければなりません。
こどもはストレスに抗いながら成長していくのです。かわいそう。とストレスを親が先に取り除くことこそが本当にかわいそうなことなんです。
特性的にそこまでこだわりが強くなければ15分以上泣くことはあまりありません。
絶対に負けてはいけません。泣くのがかわいそうだからと、親や支援者が要求を呑んでしまえば、子供は『なんだ要求を通すには、もっと抵抗すればいいのか』と学んでしまいます。
たぶん中国、北朝鮮、韓国もそんな感じで日本のことをみているのでしょう。そんなもんです。
ギャン泣き上等です。ほったらかしにすれば、1 子供がいうことを聞くようになる 2 前頭前野(脳)が鍛えられる 3 物が減って家がきれいになる 4 お財布にも優しい!
まぁなんという事でしょう!一石四鳥ですね!
無理に泣かす必要はありませんよ!!ただ、泣いても平気。子供は泣いて強くなる!
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